2017-04-05 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
また、取引の中身でございますが、委託販売に対して、集荷段階で卸売業者が、買い取り集荷が増加しているということもありまして、競りをまた行うことがなくなりました。個別の取引ごとに価格決定をする相対取引が圧倒的になってきております。価格形成の態様も変化しつつございます。
また、取引の中身でございますが、委託販売に対して、集荷段階で卸売業者が、買い取り集荷が増加しているということもありまして、競りをまた行うことがなくなりました。個別の取引ごとに価格決定をする相対取引が圧倒的になってきております。価格形成の態様も変化しつつございます。
それからもう一つは、主たる売手であります全農が、御承知のように、概算金の取扱いの仕組みを見直しまして、集荷段階でまず七千円程度の内金を払う、そして年末までの間にこれを追加払いをする、それで年度末に昔のように精算をすると。
これは、十九年産米の作況は九九であったにもかかわらず、作付面積が目標を上回ったために、生産量が生産目標を超えると見込まれていること、二つ目としては、主たる売り手である全農が概算金の取り扱いを見直しまして、集荷段階では七千円程度の内金を支払う方式としたというようなことが心理的にも影響していると思われること、三つ目としては、どうしても過当競争に陥りがちな流通業界の構造が基本的にあること、そして四つ目として
その他、全農が概算金の支払い方法を、取り扱いを見直して集荷段階で七千円程度の内金を払うということにしたことや、あるいはまた、流通業界自身が過当競争の体質があり、そこに陥りがちである。 そして、何といっても米の消費が減っておりますが、減るだけじゃなくて、消費者の米の購入行動として低価格米への志向が強まっているというようなことが背景にあると考えております。
そして、そういう需給状況が供給過剰になるというふうに見込まれていることのほか、幾つか主要な米価低迷の理由を考えてみますと、主たる売手であります全農の概算金、この概算金の取扱いを全農は見直しをいたしまして、集荷段階では七千円程度の内金を払うという方式としたということも影響しているんじゃないかと私は思うのです。
○吉村政府参考人 先ほど御説明いたしましたように、分別生産流通管理というのは、これはいいかげんなものではいけないわけで、それぞれの、まさに農家段階から集荷段階、流通段階、輸送中の船の中、そして国内に入った国内流通、そして製造工場、それぞれの段階で厳密な分別生産流通管理を行うということが前提でございます。したがって、それをきちっと実施すれば、もちろん混入というものはそんなに高い値になることはない。
○政府委員(京谷昭夫君) 御指摘のとおり、米につきましては、集荷段階で農産物検査法に基づく検査を行っておりまして、消費者段階で販売されるものにつきましては、先ほど申し上げました銘柄の表示について内容等のチェックをするという意味で第三者検定機関を使いまして、そのチェックを自主的にするような仕組みを持っております。
不正規流通等のお話もあったわけでございますけれども、私どもといたしましては、やはり集荷段階からきちっと全量集荷をしていくということが食糧管理制度の基本を守っていく上でも大変重要なことでございますので、集荷団体等に対しましてもそういう趣旨でぜひ御協力をいただくということで今お願いをしておる、こんな状況でございます。
ある特定の時期の集荷段階で押さえて言っておるのじゃないですか。そういう感じがするからね。まあいいですよ、その数字、余りつつき出したら幾らでもあるからやめますが、ちょっと私はおかしいと思うんだ。後で返事してください。 それで私は、こういう割合では、七、三でもいいですよ、七、三の割合で、米管理に何かひびが入ってくるような気がしてならないのです。
現在、自主流通米が集荷段階で七割にも達している今日の事態を既に財界は三年も前に想定していたということではないかと思います。この提言は山崎誠三氏がまとめたと言われております。山崎氏は山種産業の会長で、経団連の農政問題懇談会の米問題部会長を務め、この五月には全米商連の理事長に就任した人です。
そのための対策は、集荷段階におきましては、全量集荷を行いまして、あるいは卸売、小売段階では知事の許可に基づく販売が実施されるよう、各段階にかつ総合的に実施する必要があると考えております。
○説明員(高木勇樹君) 先ほど傾向的に集荷段階でもそのウエートが高まっているということを申し上げたわけですが、先ほど先生が御指摘になりましたいわゆる六割というのは、これは流通量の中での六割ということでございまして、集荷のウエートとはちょっと違います。六十三RY、いわゆる米穀年度での主食用のウルチ米の流通量の中でのウエートは自主流通米が予約限度超過米も合わせますと五四%、こういう数字でございます。
○諫山博君 集荷段階、卸売段階、さらに小売段階といろいろ問題があるわけですけれども、流通の最終段階である小売制度について問題を提起いたします。 食糧庁の改善大綱案によりますと、店舗展開の促進、それは主として店頭で小袋詰精米を販売する形態の店舗の新規参入を促進する、そして、昭和六十三年十一月から実施と書かれております。
非常に多くの方々は、集荷段階でも販売段階でもいろいろお話をいたしました結果、これをやめていただいておるわけでございますが、若干の方々は、ある種の確信犯と申しますか、法律自身が問題があるというような主張をされながらやっていらっしゃることも事実でございます。 私ども、やはりできるだけ正規の業者の方々が一生懸命商売をなさるという形でそういう不正規のものが流れないようにする努力をまず要請しております。
私ども、その後におきます競争の仕方その他を見ておりまして、やはり結びつきの問題についても競争がされるような方向が望ましいのではないかというようなことで、いろいろと現在、卸、小売間で話し合いをさせておりますけれども、今回の事案というのは、これは卸そのものの違法行為といいますよりも、集荷段階におきますそれに関連する者の行為ではございますけれども、やはり卸についても何らかの競争原理導入というのは適切ではなかろうか
財政的に非常に負担のかかるこの制度についての批判というのが出てくることはやむを得ないのでございますが、さればといって、多年にわたりまして継続してまいりましたいまの扱いを急激に変更するということも農家側の期待に背くことになりますので、仮に何らかの工夫をするにいたしましても、その工夫というのは徐々に行うべきものというのが私どもの考えでございまして、実は昨年も品質上非常に問題のあるものにつきましては、集荷段階
具体的に申しますと販売段階、卸、小売の段階でございますが、これにつきましては県、食糧事務所が協力いたしまして、また集荷段階、これは農村部、生産地でございますが、集荷段階につきましては食糧事務所が中心になりまして、無登録なり無指定のいわゆるやみ屋と称されます非正規業者、これのリストアップをいたしまして直ちに中止の指導をいたすということをいたしております。
農林水産省としても、非常に重要な課題であるという判断のもとに、都道府県知事及び食糧事務所長に対しまして発したわけでございますが、これによりまして、販売段階につきましては都道府県と食糧事務所が協力いたして対処する、また集荷段階につきましては食糧事務所が中心となりまして、無登録なりあるいは無指定の正規業者以外の者、いわゆるやみ業者につきましてはリストアップ等をいたしまして、直ちにやめるように勧告するとともに
以上が販売段階でございますが、集荷段階につきましても、食糧事務所が中心になりまして販売段階とほぼ同様の措置を講じておりまして、この点はかなり厳正に守られてきているかと思います。また、関係団体も決意を新たにして協力する旨の申し合わせをいたしまして、全国段階、各都道府県段階でこうした申し合わせが行われてきております。
○政府委員(松本作衞君) ただいま御指摘がありましたものは、いわゆる販売店において、無登録の販売店が米を扱っておるというやみの形であろうと思いますが、そのほかにもやみの形といたしましては、集荷段階における自由米の取扱業者というようなものが考えられますし、また、現在の登録を受けておる業者の中でもやみ行為をするというようなことも考えられるわけでございますが、これらの業者につきましては、私ども明確な数字をつかまえかねる
○松本(作)政府委員 私どもも、今後の食管制度を秩序あるものとして政府の全量管理の責任を果たしますためには、やはり御指摘ありましたように集荷段階における全量集荷の体制を明確にしていくことが必要であろうと考えておりまして、そのために、一つは基本計画等におきまして農家の保有量というものをできるだけ適正な数量にしていくということを心がけてまいりたいと考えております。